レコード紹介第十四弾 ウェン ショーター 「SCHZOPHRENIA」


大徳寺 高桐院


今回紹介するレコードは、サックス奏者のウェンショーターの「SCHZOPHRENIA」

ウェンショーターは、まちがいなく現ジャズシーンの巨匠の一人です。
今まで数多くのアルバムを出していますが、僕はブルーノートに吹き込んだ60年代のショーターを一番よく聴いています。

今回の曲は1967年に発表された「SCHZOPHRENIA」の5曲目に収録されている「MIYAKO」です。
ショーターの奥さんの名前を曲名にしたと言われています。
ですが、僕は京都に住んでいるせいか、この曲を聴くと京都の街並や神社仏閣のイメージを連想してしまいます。
「MIYAKO」は「都」だっただけに京都をイメージしてショーターは書いたんだ!!っとかってに思ってます笑!


作曲者はアメリカ人ですが、おもしろいことに、
日本人にしかわからない、季節が移りゆくはかない心と、
新しい季節を迎える力強いたくましい心を感じます。