レコード紹介第十一弾 BLUE MITCHELL 「DOWN WITH IT」

久しぶりの更新です。

今回ご紹介するのは、哀愁のトランぺッター、ブルーミッチェルの「down with it」!!

このアルバムの三曲目に入っている「ALONE ALONE AND ALONE」が最高です。
ってこの曲はトランぺッターの日野晧正さんの名曲じゃないかと思われる方もいらっしゃると思います!
そうなんです。日野さんの曲をブルーミッチェルがカバーしているのです。

それも日野さんがこの曲をレコードに収録する前に、ミッチェルがブルーノートレコードから先にアメリカで発売したというおもしろいエピソードがあるのです。
来日ツアー中のミッチェルが、たまたま東京で日野さんのこの曲を吹いているのを聴いて、えらく感動し、自分もこの曲を演奏したいと思い、収録したそうです。


バラードで美しい曲です。
美しく力強い意思をもった女性がどこか遠くをみつめて、もの思いに更けている。そんな印象です。